Health Management

健康経営

「誰もが元気でいられる社会を目指して」

私たちは幸せを願う挑戦者であるため“健康”であり続ける
― 普段から一人ひとりが意識することでその結果は大きく変わっていく ―

加賀建設では、企業が持続的に発展できるよう2017年よりSDGsの要素を採り入れながら、社内体制を整えて参りました。また、“人が育ち その人が世に貢献する” という価値観のもと企業活動を行っていく中で、“人”が成長するためには、その“人”が「健康であり続ける」ことが欠かせないと私たちは考えました。

近年、一億総活躍社会実現に向けた働き方改革が企業に求められるなかで、当社においても、社員一人ひとりが健康でありながら永く働くことができ、最大限の力を発揮することができるよう、職場環境の改善や社内制度の見直しを行って参りました。

加賀建設では更なる成長を目指して、従業員や家族の皆様が「健康であり続ける」ことができるよう会社の重要施策として「健康経営の推進」をかがけ、経営者からのメッセージとして『健康経営宣言』を制定しました。

私たちは、“人”が成長し続け社会に貢献することができるよう、健康増進に向けた取り組みをより一層努めて参ります。

加賀建設株式会社
代表取締役社長 鶴山 雄一

基本方針

  • 1誰もが元気でいられる組織をつくる
  • 2自分らしく働くために健康課題を把握する
  • 3チームで力を発揮できる健全なつながりをつくる
  • 4会社に来たくなる働きやすい環境を整備する

推進体制

外部評価

健康経営優良法人2023中小企業法人部門(ブライト500)に認定されました。
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。

情報発信

私たちは地域に根ざした企業として社内だけではなく、他の企業と取り組み事例の意見交換を行うなどの社外活動を通じ、健康経営の取り組みを地域全体に広めていくことも意識しながら日頃より活動を推進しております。

テレビ取材の一場面

「ウェルビーイング経営ラボ金沢」シンポジウム登壇風景

「Action!セミナーin金沢」登壇風景

「誰もが挑戦できる企業を目指して」 ― ウェルビーイング経営

社員一人ひとりがベストなパフォーマンスを発揮できるように、企業が抱える様々な課題に対して改善するよう取り組んでいます。私たちの考えるウェルビーイングとは「肉体的・精神的・社会的に満たされた状態」であることを指します。私たちは「心身ともに健康」であり続けるために、現状の健康課題に向けた健康促進活動を行っております。
こういった健康促進活動の中で、定期健康診断の結果に着目し、「生活習慣病リスク保有率」が県内平均値を上回っていることが当社の課題と捉えました。2020年度の実績では「生活習慣病リスク保有率」が県内平均値29.3%に対し、当社は38.9%だったことから、2022年までに29.3%まで軽減させることを目標とし、この目標を達成するために「食生活改善」「運動機会の促進」「ワークライフバランスの促進」を行って参りました。その結果、37.1%まで軽減させることができました。

健康意識について

取り組みの効果

Action

健康課題改善に向けた13の取り組み

社員が心身ともに健康で、最大限のパフォーマンスが発揮できる組織づくりのため、健康管理、健康維持、健康改善に向けた取り組みを行っています。ここでは、当社が具体的に実施している13の取り組みの概要をご紹介すると共に、目標値や調査結果などを定期的に更新、掲載いたします。

● 健康診断・再検査・精密検査・がん検診等の受診促進

当社では性別や年齢に応じて受診項目を追加し、定期健康診断を実施しています。産業医は全社員の健康診断結果を確認し、必要に応じて健康指導を実施しています。また、再検査や精密検査、がん検診等の任意検診が必要とされた従業員に対しては、個別にメールや声かけ及び受診日程を設定し、確実に受診してもらうようにしております。

定期健康診断について

● ストレスチェックの実施

メンタルヘルス・ケアの一環として、ストレスチェックを定期的に実施し、セルフ・ケアによるメンタルヘルス不調の予防や職場改善に役立てています。

● メンタルヘルス対策

メンタルヘルスの相談窓口を設置しております。また、定期的に上司と部下による面談を行い、メンタルヘルス不調の予防を図っております。

その他の調査結果

● 喫煙率の低下促進

当社では全事業所「禁煙」としております。また、健康アプリで禁煙日数の管理を従業員にしてもらう事で、喫煙率の低下を促進しております。

● 病気の治療と仕事の両立支援

両立支援に関する相談窓口・体制づくりをし、定期的な面談を通して、本人の状況にあわせて柔軟な働き方ができるようにしております。

● 感染症対策

全ての事業所に消毒液・アクリル板・換気設備の設置や、在宅勤務(テレワーク)を可能とし、感染拡大時の事業継続計画を策定するなどの取り組みも行っております。また、新型コロナウイルス感染症対策として、ワクチンの職域接種の実施や、ワクチン接種休暇を導入し、ワクチン接種による副反応が出た場合には有給で休暇を取得できるような体制づくりを行っております。

● ワークライフバランスの推進

仕事と家庭の両立ができるように、テレワークの拡充・時差出勤制度の導入・子供の行事のための特別休暇制度の導入など、従業員が場所や時間に捉われない働き方ができるような環境づくりを行っております。

● 長時間労働対策

当社では毎月の残業の上限時間を20時間と社内ルール化し、毎週水曜日をノー残業デーとしております。また残業が必要な場合には事前申請をするなど、残業時間の抑制・解消を図っています。その結果、年々残業時間は減少しています。

時間外労働時間について

● 管理職・従業員への健康保持・増進に関する教育

定期的なウェビナーへの参加や、Eラーニングを活用して、メンタルヘルスやワークライフバランス、がん予防、喫煙、睡眠等についての教育を行っております。また、毎月定期的に従業員向けに健康に関する情報提供を行い、従業員の健康意識の向上を図っております。

● 女性の健康保持・増進

女性の健康専門窓口を社内で設置し相談できる体制づくりを行っております。また、妊娠中の従業員に対しては、業務上の配慮を行い、無理なく働けるよう支援しております。

● 食生活の改善

社員の野菜摂取量の数値を図ったところ、平均値が8に対し社員平均は3.5と大幅に野菜摂取量が足りていなかったことから、当社では社員一人ひとりが気軽に野菜を摂取できるよう、1日の接種目標値とされている350gのうち一般的に不足とされている68.6gを補うための「スムージー」や目に良いドリンク等の社内販売をしております。また、健康アプリを活用して、毎日の食事管理を行っております。

● コミュニケーションの促進

社内レクリエーションの定期開催や、毎年社員旅行を開催(家族参加も可能)するなど、社内に限らず家族とのコミュニケーションを図れる機会づくりを行っております。また、全社員で海外清掃ボランティアに参加するなど、地域行事へ積極的に参加をしております。

● 運動機会の増進

定期的にスポーツ・レクリエーションを開催し、運動促進を図っております。今後もテニスやフットサル、ハイキングなど様々なスポーツ・イベントを行う予定です。男女ともに年齢問わず参加してもらうことで、他部署の社員とコミュニケーションが取れる機会ともなっております。また、従業員にセルフ・チェックとして、健康アプリで毎日の歩数管理も行っております。