11月30日に、金沢市経済局労働政策課主催の「スマートワークシンポジウム」が石川県地場産業振興センター本館大ホールにて開催されました。

働きたいと思われる企業になるためには

人口減少社会の中、企業が優秀な人材を確保することは、ますます困難になっています。当社社長もパネリストの一人として参加し、当社における場所や時間にとらわれない働き方・生産性の向上・業務効率化・企業の人材確保や競争力の強化等の事例紹介を行いました。
また、後半から学生2名がパネリストとして参加し、人から選ばれる企業になるために、どのように絶えず変革にチャレンジしていくか議論いたしました。

他社様の働き方改革へチャレンジする実例を聴講させていただき、多様な働き方で長く働ける環境づくり等は、大いに参考になったとともに、それぞれの世代で理想の働き方は違う課題も浮き彫りになりました。

※スマートワークとは・・・
テレワークや選択型勤務を活用し、場所や時間にとらわれずやりがいのある仕事ができる働き方であるスマートワークを導入することにより、企業の生産性の向上や業務効率化を図り、多様な人材の活用による労働力の確保によって、競争力を強化することを目的としています。

建設業はこういったものであるから「仕方ない」

当社では、建設業に対する先入観や固定概念を変えるために福利厚生や働き方の改革、さらに経営の多角化を進めてきました。多様な人材が集まっていく中、新型コロナウィルス拡大の影響が当社にも広まり、場所や時間にとらわれず一人ひとりが最大限のパフォーマンスをすることができる環境と制度が必要となり、それらの課題を解決するべく、スマートワークの導入を図りました。

スマートワークを導入したことにより、社員一人ひとりが自分の頭で考え行動し、意識も高まったことで、当社全体の生産性向上にもつながりました。

さらに、働く“人”の目線に合わせた柔軟な働き方ができるようになったことで、各々のライフステージに合わせて無理なく働くことに繋がったことと、制度を導入すること・当事者のみでなく周りが理解し制度を利用しやすい環境を整備したことで、社員が安心して制度を利用できるようになりました。

今後も、スマートワークを推進することにより、多様な働き方の導入で業務の効率化を進め、労働環境を向上させることで「地域で輝いて、地域で稼ぐことのできる企業」を目指していきます。