この度、石川県金沢港湾事務所より『3災2号 金沢港海岸専光寺離岸堤港湾災害復旧工事(1工区)』が『優良建設工事 石川県金沢港湾事務所長表彰』を受賞しました。

この工事は、冬期の高波から海岸を守るための既設離岸堤を嵩上げする工事で、日本海側特有の数少ない凪日を逃さないよう消波ブロックを速やかに製作し、据付しなければならず、工事管理が難しい工事でした。
そのため、消波ブロック製作では鋼製型枠数を増やし製作期間を短縮させ、消波ブロック据付では当社所有の2船団を使用することで数少ない凪日に据付を行うことができました。
さらに犀川河口のブロック積出基地では他工事と輻輳が予想されたため、事前にブロック製作ヤード・積出基地を変更することで、工事の遅れや船舶同士の事故の防止ができ、無事故無災害で工事を完成させることができました。

今回の受賞を励みにさらなる技術力向上に努めてまいりますとともに、引き続き金沢港の発展に貢献してまいります。