新しい起重機船が完成しました
先日、海上工事のための新しい作業船が完成し、安全祈願祭を行いました。
この作業船は33mの長さを持つクレーンを搭載、一度にお風呂25杯分(5㎥)の海底土砂をくみ上げる能力を持ち、しゅんせつ作業がスピーディーに行える船です。
金沢港は川が海に流れ出す河口に位置する特性上、船が航行する航路にどうしても土砂がたまってしまいます。
地元の有力企業が輸出する建設機械を積んだ大型コンテナ船や、世界の国から訪れるクルーズ船が安全に金沢港に寄港するためには、航路のしゅんせつ(海底土砂の除去)が「みなと」の生命線であり、モノの流れ、人の流れを支えているのです。
この新しい作業船を活躍させることで、頻繁に行きかうコンテナ船、クルーズ船の航行・作業がスムーズになり、金沢港の安全・安心を守っていくことができます。
「みなと」を通じて、石川県の製造業、観光業、そして人々の暮らしを支える。これこそが弊社が取り組むSDGs行動であり、今後も地域貢献できる建設会社として一層精進してまいります。
【安全祈願祭の様子】
【新第二大伸】