私は女性技術者としてSDGsを推進するメンバーとして関わらせてもらいました。
最初は「よくわからないけれども自分たちなりにやってみよう」という感じでした。
うまく進まず、すぐに打ち切りになるのではないかと思っていたので、現在まで続いているのには驚いています。
特に「誰が取り組むのか」という事を明確にしたのが良かったのではないかと振り返っています。
私にとって身近なゴールは5番のジェンダー平等です。
自分自身にとって身近に感じやすいものを見つけられたら取り組みやすいのではないかと思います。
Engineering
土木部
4:質の高い教育をみんなに
次の世代に伝承する
私たちの役割は何もないところから建設工事を導いていく存在であるということです。
発注者ニーズに応え「より早く」「より正確に」「より環境に優しく」「より安全に」といった心がけで
”より良い建設工事” を目指しています。
これを達成するためには、現状が最善であると捉えるのではなく、常に新しい技術を求め、探求する心を大切にしていきます。
Interview
社員対談
「女性活躍の今とこれから」をテーマに入社経緯をお聞かせください。
学生の頃インターンシップで建設会社に行き、現場監督の仕事を見て、大変そうだけど面白そうだと思って現場監督で採用してくれる会社を探しました。
私が就職したころは就職氷河期と呼ばれていた時代で、女性は寿退社が当たり前のような時代だったため、たまにある求人も電話を掛けると女性は採用していないところばかりでした。加賀建設だけが、唯一面接をしてくれた会社でした。
他の企業に先駆けて女性の活躍できる職場環境づくりに注力してきたという事ですね。その意識が現在も「誰もが活躍できる建設業」というフレーズに現れているように感じます。やはり、森高さんが入社されてから環境は変わりましたか?
かなり変わりました。トイレも綺麗になりましたし、更衣室もできました。一番大きな変化は分煙が徹底されたことです。世間の流れもあるとは思いますが、女性がいるからタバコの煙に配慮しようという動きがありました。
現在とは本当に大きく違いますね。女性の活躍しやすい環境づくりが男女関係なく活躍しやすい環境づくりになっているように感じます。では、逆に今後の女性の活躍しやすい環境づくりにおける課題は何でしょうか。
結婚、出産、介護など私生活の変化が生じても安心して働き続けることができる環境づくりです。急な休暇が取りやすかったり、時間に融通が利いたり、休暇取得後も、働きやすい環境になればもっと女性が活躍しやすい建設業になると思います。
事務職の場合は、育児の為に時短勤務に切り替えをしたり、子供の学校行事に参加するために半日単位で休暇を取得したりしているんですが、建設現場ではまだ女性の活躍には障壁があるんですね。働き方をライフイベントに応じて変更できるような体制づくりが今後の課題になりそうです。
新しい女性技術者も入ってきているので、彼女たちがいつまでも働けるような環境にしたいと思っています。
Works