この度、石川県より『令和2年度国土と交通等に関する知事表彰式』にて優良建設工事を受賞しました。

優良建設工事とは、施工や技術力が優秀で、他の模範とするにふさわしい工事を選考し、その企業を表彰することで、建設業全体の技術力向上を目指すものであります。

今回受賞対象となったのは『都市計画道路 鳴和三日市線 街路整備(防災・安全)工事(中島大橋A1橋台工)』です。

中島大橋は、金沢市内を流れる浅野川に架かる橋であり金沢駅東口から金沢東警察署へと向かう、東大通りにある橋で、昭和30年に橋が架けられました。
現在も金沢市東部方面から金沢駅に向けての重要な幹線であり、周辺道路の4車線化が進む中、中島大橋の区間のみ2車線となっていることや、築60年と老朽化も激しいため、架替工事が平成26年より着手され、当JVは橋の基礎となる『橋台』を造りました。

この工事の工夫点は、昔のコンクリートで作られた橋台を取り壊すときに、ワイヤーロープと水を利用した大きな切断機『ワイヤーソー工法』を選択し、規則正しいブロックタイプに壊すことで、近隣住宅や病院への騒音・振動を与えないようにしました。

今後も住みよいまちづくりに貢献するとともに、今回の受賞を励みにさらなる技術力向上に努めていきます。